EXIF削除

EXIFデータの定義

EXIF（Exchangeable Image File Format）は、デジタルカメラやスマートフォンで撮影された画像に自動的に記録されるメタデータです。画像ファイルの一部として含まれており、目視では確認できませんが、画像ビューアーやExifリーダーを使用すれば詳細情報を確認できます。

含まれる主な情報

• 撮影日時: 2025年12月9日 14:30:45 など、正確な撮影時刻が記録されます
• カメラ機種: iPhone 15 Pro Max、Canon EOS R5 など、使用したカメラまたはスマートフォンの機種名
• 位置情報（GPS）: 北緯35.6762°、東経139.6503° など、撮影地点の緯度経度（自宅やオフィスの住所に変換可能）
• 撮影設定: ISO感度、絞り値（F1.8など）、シャッタースピード、焦点距離などのカメラパラメータ
• その他の情報: フラッシュ発光の有無、ホワイトバランス、露出補正など、撮影条件に関する詳細データ

SNS投稿時の位置情報漏洩

Instagram、Facebook、Twitterなどに写真をアップロードする際、多くのユーザーはEXIF情報に位置情報が含まれていることを認識していません。特に危険なのは、自宅やプライベートな場所を撮影した写真が投稿される場合です。GPS情報から住所を特定されると、ストーキングや不正アクセスなどのトラブルに発展する可能性があります。

実際のリスク事例

• 自宅住所の特定: 自分の部屋から撮影した写真を投稿 → GPS情報から自宅の住所が判明
• 行動パターンの追跡: 複数の写真のEXIF情報から、よく訪問する場所（学校、勤務先、カフェなど）が特定される
• 子どもの安全リスク: 子どもの写真にGPS情報が含まれていると、外出先や帰宅時間が漏洩
• セキュリティ侵害: オフィスや施設内からの撮影写真で、社外秘情報と建物の位置情報が同時に流出

推奨対策

SNSに投稿する前に、必ずこのツールを使用してEXIF情報を削除することを強く推奨します。特に位置情報（GPS）は優先的に削除してください。

メタデータのみを削除

このツールは、画像ファイルに含まれるメタデータ（EXIF情報）のみを削除し、実際の画像データ（ピクセル情報）には一切手を加えません。つまり、写真の見た目や画質はまったく変わらず、プライバシー情報のみが削除されます。

画質は100%保持

一般的な画像圧縮ツールとは異なり、このツールは画像の再エンコード（圧縮）を行いません。メタデータレイヤーを削除するだけなので、元の画像データは完全に保持されます。

ブラウザ内で安全に処理

• サーバー送信なし: 画像データはあなたのブラウザ内でのみ処理され、インターネット上に送信されません
• プライバシー保証: EXIF情報が外部に漏洩する危険性がゼロです
• 高速処理: クラウド処理ではないため、ネットワーク遅延なく瞬時に完了します

サポート形式

現在、JPEG形式（JPG）に対応しています。PNG形式にはEXIF情報が含まれないため、削除の必要はありません。WebPやGIF形式への対応は今後予定しています。